相談事例
遺言事例

事例3.長男に財産を残し、長男に妻の面倒を看てもらいたい。

横浜太郎さんの家族は、妻の幸子さんと、長男の一郎さん、長女の晴子さんです。
一郎さんも晴子さんも、それぞれ結婚し独立して生活をしています。
横浜太郎さんは、自分が亡き後の、幸子さんの生活の事をとても心配しています。
そこで、長男の一郎さんに、長女の晴子さんより多くの財産を残し、妻の幸子さんの生活の面倒を看てもらおうと思い、遺言書を書くことにしました・・・。

チェック!
□ 財産を残すのと同時に負担を負わせることができる。
□ 負担が重過ぎると放棄されてしまうこともある。
□ 他の相続人の遺留分にも注意する。
□ 遺言の実現を果たすために、遺言執行者の指定がされているか。

[略]

第一条 遺言者横浜太郎は、長男横浜一郎に、下記の預金から金2000万円を遺贈する。その負担として、受遺者横浜一郎は、受益者(遺言者の妻)横浜幸子に対し、同人の生存中、その生活費として月額金10万円を毎月末日限り、同人の住所に持参又は送金して支払うこと。

◯◯銀行 ◯◯支店 普通預金 2224567
預金名義 横浜太郎
第二条 遺言者横浜太郎は、長女川崎晴子に以下の財産を相続させる。

[略]

第三条 遺言者は、本遺言の執行者として、次の者を指定する。

[略]

「付言事項」
私が死んで妻の幸子が生活に困ることにないように、長男の一郎に妻幸子の面倒をみてほしいと思います。そのかわりに一郎には長女晴子より多くの財産を残します。晴子は夫や子どもに恵まれ安定した生活を送っており安心しています。兄妹仲よく元気でくらしてください。お母さんのことくれぐれもよろしく頼みます。親孝行な子どもたちだと感謝しています。

[略]