相談事例
遺言事例

事例2.妻と兄弟がいるが、妻にだけ、財産を残したい。

横浜太郎さんは、妻の幸子さんと二人で暮らしています。
子どもはいません。三人兄弟の長男です。
保育士をしている妹の夏子さんと、会社員の弟の秋男さんがいます。
横浜太郎さんは、自分が亡き後の、幸子さんの事をとても心配しています。
そこで、妻の幸子さんに、全財産を残したいと思い、遺言書を書くことにしました・・・。

チェック!
□ 兄弟姉妹も相続人になることがある(889条1項2号・2項)
□ 兄弟姉妹に遺留分はない(1028条)
□ 兄弟姉妹に対する思いが記載されているか。
□ 遺言の実現を果たすために、遺言執行者の指定がされているか。

平成29年第◯◯◯号

遺言公正証書

本職は、後記遺言者の嘱託により後記証人の立会いをもって次の遺言の趣旨
の口述を筆記しこの証書を作成する。
第一条 遺言者横浜太郎は、その所有する財産の全てを妻横浜幸子(昭和○○年○月○日生)に相続させる。
第二条 遺言者は、本遺言の執行者として、次の者を指定する。
    横浜市中区吉浜町1番地9 エトアール吉浜704
    行政書士
    遺言執行者 長谷川 幸 子 (昭和○○年○○月○日生)
「付言事項」
私が死んで妻の幸子が生活に困ることのないように、私の財産は妻の幸子に全て残します。
夏子と秋男は、親戚として、妻の幸子と仲良く助け合っていって欲しいと思います。
この私の思いを理解して、元気に生きていってください。

[略]